PC3用ハンドアウト シナリオロイス:"境界線" 推奨感情 P:慈愛/N:脅威 推奨カヴァー/ワークス:UGN関係者 "境界線"のコードネームで呼ばれる人物がいる。 特殊なオーヴァードであるとして、随分前からUGN監視下に置かれていた。そんな説明を君は受けていた。 日常を侵食し始めた"境界線"を処分せよ。そのような任務を君は受ける。 ターゲットの写真を見ると、そこには君の近所に住む仲良し兄弟が写っている。 君は、君の隣人を殺さなければならないようだ。 PC3シナリオロイス:“境界線” PC3の隣家に二人で住む兄弟。UGNとしては両者とも処理したいらしいが…… |
PC3 八尾 茜(やお あかね)
コードネーム:迷い猫 ワークス/カヴァー ハッカー/教師 シンドローム オルクス/サラマンダー それなりの名家の生まれ 高校生の頃家が放火により燃え、友人を亡くす。 その時覚醒し、UGNに保護されるが、UGNとしての活動はしていない。 大学へは神城さんに助けて貰って行き、教員として働いてるけれど直接知り合いではない。 D:生還者 半支援RCタイプ。攻撃・カバー・支援と幅広くこなせる。一言で言うといい女。 |
PC2用ハンドアウト シナリオロイス:神原恭太 推奨感情 P:友情/N:不信感 推奨カヴァー/ワークス:特になし 神原恭太は君の友人だった。 誰か(それは自分自身だったのかもしれないが)を救おうともがく彼を、君は好意的に見ていた。 君は彼が苦労人であることを知っていたし、家族に焦がれていることも知っていた。 そんな彼が「弟を助けに行く」と姿を消したのが一年前。再会したのがごく最近。 とうとう家族を手に入れた彼に、君は強い違和感を覚えた。 PC2シナリオロイス:神原恭太(かみはら きょうた) 胡散臭さとヘタレに定評のある中性的美形。不器用。 |
PC2 木島 煙(きじま えん)
コードネーム:灰の赫(レッドアッシュ) ワークス/カヴァー UGNエージェントB/バンドマン シンドローム ノイマン/ブラム=ストーカー 趣味がタバコのUGNエージェント。 一般的な煙草から葉巻、煙管、パイプ、水煙草全部ひっくるめてタバコを愛している。 休日もタバコ屋で物色してるか、部屋で水煙草やパイプなんかを興じているか。他の事してるのは稀。 非オーヴァードの妹が時折家に訪ねてきてお節介を焼く模様。「また来たよ…」とか何とか言いながらも、大事に思っているようだ。 仕事ぶりは特に文句言う事もなく、何気なく黙々と凄い結果を出すタイプ。ノイマンなめんな。 ライフルで自分の血をがっぱり使って撃つ単純な戦法。 D:秘密兵器/フォールンライフル取得 射撃型。ノイマン系補佐もバッチリ。このシナリオはみんな主人公。 |
PC1用ハンドアウト シナリオロイス:神蔵耕介 推奨感情 P:友情/N:隔意 推奨カヴァー/ワークス:高校生 神蔵耕介は君の友人だ。 教室の隅で静かに座っている彼。よくいじめられている彼。そんな彼を助けたことが、仲良くなったきっかけだった。 彼との生活は楽しかった。君は彼のことが、決して嫌いではなかった。大切な友人であったと思う。 ただ最近、彼に対するいじめは目に見えて酷くなっている。 毎日毎日傷を負いながら、それでも「君に会いたいから」と言って登校を続ける彼を、君は見捨ててはおけなかった。 PC1シナリオロイス:神蔵耕介(かみくら こうすけ) 女の子より綺麗ないじめられっ子。良い子なんだけど常識が無い。 |
PC1 水島 貴博(みずしま たかひろ)
コードネーム:なし ワークス/カヴァー 高校生/高校生 シンドローム キュマイラ/エグザイル 高校1年生。 中学卒業までは非オーヴァードで平和に暮らしていたが、ある日ジャームの襲撃を受ける。 家族は皆殺しにされ、本人も腹部を貫かれ死亡。直後覚醒し、気付いたときにはそのジャームに対し反撃。ジャームの死体にまみれていた。 UGNに保護され説明を受けるも、本人はこの能力に恐怖しており制御出来る自信がなくイリーガルとして活動する気もない。 腕に骨が硬化したような剣をまとって戦うが、戦闘技能はほとんどなく振り回しているだけ。 侵食が進むと腰から触腕が生え、言動も怪しくなる D:死人 ガンガン行く白兵型。かなり珍しいガチ弱気系PC1。がんばれひろくん。 |
▼神蔵耕介(UGN)
他人のレネゲイドを活性化させる体質である。D【触媒】と見受けられる。 精神面はひどく不安定であり、肉体的にも危険にさらされることが多いため、覚醒していても不思議ではない。 だが、エフェクトも使えず、侵蝕率も20%未満である。 このためUGNには「非オーヴァード」として認識されていた。 その上で“境界線”と同系統の能力の発現が見られたため、前支部長の元監視されていた。 現在は、前支部長の死亡により、監視から処分へと対処が移行している。 |
▼神原恭太(噂話/裏社会)
母親の不倫により生まれた子であり、育ての父親に様々な虐待を受けていた。 児童性的虐待撮影物を扱う業者に売られたことを切欠に売春を覚え、その収入で両親の興味を引いていた模様。 中学生くらいの時分に両親の元から姿を消すが、別所で同級生に暴力を受けているところが目撃されている。 少年期は常に被虐とセットで考えられていた彼だが、青年期は一転して平和な日常を過ごしている様子。 その生まれ等から、他者からの愛情に幻想を抱き、また強く求めている節がある。 ここ二年ほど弟と暮らしている。 「弟のために」が口癖となっていたくらいには、腹違いの弟を幸福にすること強く執着しており、実際よく面倒を見ていた。 精神医学、特に複雑性PTSDや人格障害に関する学習に励んでいた様子もある。 4ヶ月ほど前から殆ど外出らしい外出をしておらず、何をしていたかも不明。 |
▼神原恭太(UGN/FH)
元UGNエージェント。“境界線”のコードネームを持つ。 ブラックドッグ/ハヌマーン、サイレンの魔女をハードワイヤードで強化したタイプ。 中学生くらいの時分に両親に捨てられ覚醒したところを、前支部長に拾われ教育を施される。 その後UGNからジャーム生成装置であると認定され、FHに実験体として引き渡された。 非道な実験と改造の結果、半身を機械化されるも、その影響でジャーム生成装置としての能力を喪失。 興味を失われ放逐、自由の身となり現在に至る。 前支部長と再会し共に“境界線”の研究を行っていたが、4ヶ月前に全ての情報を破棄している。 |
▼神蔵耕介(噂話)
2年前から腹違いの兄である恭太と二人暮らし。二人暮らしを始めるまでは不登校だった。 幼少期より続いた両親からの虐待が原因で、通常の人間とは相当違った価値観が形成されている。 兄からの教育により「知識としての一般的な価値観」は知っているが、会得には至らず。 そのため、周囲から暴力を受けても、そこから逃げるという発想が無い。 兄には絶対的な信頼を置いている。また、両親にもよく懐いている。 同居を始める際に兄から貰った首輪を、「お守り」と称し常時身につけている。 異常な価値観のため、家族以外とは心の繋がりを持てずにいる。 |
▼“境界線”
7 他人の「タナトス」を強く揺り動かす能力と、その能力者のこと。 その際にレネゲイドが非常に活性化する。 レネゲイドが活性化する都合上、他人の『覚醒』を促し、また、周囲のオーヴァードをジャーム化させる。 その危険性から“境界線”はUGNを追放された。 『近寄ったらあっちに行ってしまう』『どこまでが本当の自分か分からなくなる』 『常識ってなんだろう』『守るべき日常ってなんだろう』etc、色々あったが故この呼称に落ち着いたらしい。 20 D【触媒】が環境からの刺激によりE【衝動侵蝕】に変化したもの。 所有者はジャームでなくとも【衝動侵蝕】の能力を扱えるが、その制御は出来ない。 |
▼4ヶ月前にあったこと
4ヶ月ほど前、神原恭太にUGN支部が襲撃されている。 犠牲者は前支部長のみに留まるも、“境界線”に関する情報がその際全て失われる。 また、前支部長の頭部が行方不明となっている。 |
▼前支部長について
元UGNチルドレン教官、また若いエージェントの総括もしていた前支部長。愛称は“先生”。 完全義体の持ち主で、情報記憶媒体のバックアップを自身の身体に仕込んでいたことが多かった。 “境界線”の管理と研究をしていたが、あまり周囲からの理解は得られなかった様子。 |
▼首輪
レネゲイドを沈静化する作用が仕込まれている。 ブラックドッグ能力者の侵蝕上昇を抑えるために開発されたもののアレンジ品。 現装着者の精神はひどく不安定かつ肉体的にも危険に晒されることが多いため、 レネゲイドウィルスは非常に活発に動いている。 この首輪を外した場合、覚醒・ジャーム化する可能性が非常に高い。 |