プロローグ

プロローグのテキスト

あなたは目覚めると何もない部屋にコンクリートの部屋に閉じ込められていた。
聞こえるのは誰かの叫び声と助けを求める声。
唯一ある扉は固く閉ざされていて外に出ることも出来ない。
この異常な空間でどのくらい時間が経っただろうか…
突然ドォン!!と大きな音が響いて電気が消え、扉がゆっくりと開き始めた。
恐る恐るドアから出ると真っ暗闇だが、どうやらそこは通路のようだった。
殆ど何も見えない中を壁伝いになんとか進むとぼんやりとした非常灯のような光が見え、そこに一際大きな扉があった。
すると示し合わせたようにその場に続々と人がやってきた、全員同じように閉じ込められていたらしい。
最終的に6人の男女がその場に集まった。
極限状況下で仲間が出来て少しほっとしたのも束の間、誰かが声を挙げて扉の横を指差した。
そこには張り紙はしてありこう書かれていました。
「管理用:部屋は全部で5部屋、出口はこの扉、鍵は管理者が持つ
※管理者は決まった時間に全ての部屋に食事を届けること」
それを見た瞬間、互いを見る目が一気に疑いの色を強めました。
ここにいるのは6人、部屋は5個、鍵を持つ管理者とやらがいる。
つまり、誰か1人、自分も閉じ込められていたと嘘をついてここに混じっているのです。
一体誰が管理者か?あなたたちは無事脱出できるのか?
さぁ、嘘を暴いて、見事管理者を見つけてください。